接続先→ |
IOS |
quagga |
openbgpd |
bird |
接続元↓ |
12.4(24)T1 |
12.3(23) |
/
|
/
|
/
|
IOS |
12.4(24)T1 |
? |
△ |
○ |
○ |
?
|
12.3(23) |
△ |
? |
△ |
△ |
?
|
quagga |
/ |
◎ |
△ |
◎ |
◎ |
△
|
openbgpd |
/ |
◎ |
△ |
◎ |
◎ |
?
| bird | / | ? | ?
| △
| ? | △
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◎: link-local addressでの接続可 ○: link-local addressで接続するには追加の設定が必要
△: global addressでの接続のみ可
×: 接続不可 /: バージョン依存性が不明 ?:未検証
※備考(具体的な設定等については後日) - IOS 12.3は一見link-localが使えるように見える(global IPv6と同じ扱い?)。実際には受けも攻めもうまくいかない。よって12.3が絡む構成では、お互いにglobal IPv6を使用しなければならない。
- BGP in問題。IOS 12.4はlink-localでの構成が組めるが(link-localのアドレス指定では「%インターフェース」という指定が必須)、BGPのネクストホップがlink-localであるとルーティングしてくれない(Null0インターフェースへ落ち込む)ので、対応が必要となる。対処としては2つある。
- そもそもglobal IPv6で組む(対向もglobal IPv6が必要)。1項により、12.3での選択肢はこれとなる。
- route-mapでnext-hopの指定を変更する(対向は特に設定は必要ない)。12.4内で設定が閉じるので、上図で12.4→?と?→12.4で結果が異なるのはこのためである。なお、この時対向のglobal IPv6を取得するための手段が2つある。
- static route設定で対向のglobal IPv6を指定する。
- connected設定で対向のglobal IPv6を指定する。それってglobal IPv6で組むのと違うの?いえ、違いはありません:-)。というわけで、IOSではglobal IPv6で構成しようという話になる。
- BGP out問題。IOS 12.3/12.4ともにlink-local構成の場合、next-hopに::をアナウンスする問題がある。RFC的にはglobal IPv6しか認められてないための問題と思われる。これもroute-mapでnext-hopを書き換える必要がある。
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